腸活には甘酒がおすすめ!甘酒の効能と腸に良いアレンジレシピをご紹介!

「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒には、優れた腸活の効果があるのをご存知でしょうか。

今回は、最近では健康美容効果が高く飲む機会も多くなっている甘酒の隠された腸活効果についてご紹介していきます。

甘酒をそのまま飲むのもおすすめですが、その効果効能を生かしたアレンジレシピなども豊富で、おいしく楽しく腸活をすることができます。

体に良い甘酒を利用したおすすめの腸活方法をまとめましたので、ぜひ生活スタイルの中に組み込んで腸活を実践してみてください。

 

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腸活に甘酒がおすすめな理由

腸活に甘酒がおすすめな理由は主に4つあります。

甘酒に含まれる成分が様々な角度から腸活、そして腸内フローラ活性化へとアプローチしてくれます。

便秘解消

原材料の米や米麹には食物繊維が豊富に含まれています。

しかも、腸に良い水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも入っているという利点まであります。

腸内で便を柔らかくし、さらに便のカサを増すことでスムーズな排便を促し、善玉菌などの腸内細菌のエサになってくれます。

腸内フローラ改善

米麹に含まれる乳酸菌の生命力の強さにも注目すべきでしょう。

甘酒に含まれるのは、腸内に生きて届きやすい植物性乳酸菌。

しっかり働ける状態で腸に到達することができ、善玉菌の増殖に大きく貢献します。

免疫機能アップ

植物性乳酸菌が排出する乳酸や酢酸は、腸の収縮運動を促進するとともに悪玉菌の働きを抑制します。

この働きで腸内が善玉菌優位へと傾き、腸内フローラが改善していくと、腸がもともと持っている免疫力をアップさせることにつながります。

ダイエット効果

甘酒の食物繊維は糖質の吸収を遅らせる働きもあります。

乳酸菌との相乗効果により、むくみや冷えを改善することもできますので、代謝がアップしダイエットに効果的です。

その上、甘酒に含まれているビタミンB2やB6は体内の脂質の代謝を促進し、体内脂肪を減らす役割もあります。

 

甘酒の種類

甘酒と一言に言っても、実は甘酒には2種類あり作られる材料によって味や風味が変わります。

どのような違いがあるのか、そしてどちらが腸活に適している甘酒なのでしょうか。

酒粕から作られる甘酒

酒粕から作られる甘酒にはアルコールが含まれていて、日常的に腸活に用いるには不向きです。

しかし大人の味でアルコールの風味や香りがあり、さっぱりとしていて非常に人気があります。

どんな酒粕を使うかによって味わいや風味が変化するため、味わいや香りなどを楽しめる甘酒です。

米麹から作られる甘酒

酒粕ではなく米麹を使うのでノンアルコール、家族みんなで飲むことができる甘酒です。

アルコールの心配がないため普段から手軽に飲め、腸活におすすめの甘酒ですし、妊娠中、授乳中などバランスの良い栄養が必要な時期にも気軽に栄養補給として飲むことができます。

米麹から作る甘酒の特徴は豊富な栄養素と食物繊維です。

腸活で効果を発揮する発酵食ですし、食物繊維を同時に摂取できるので腸活アイテムとしてかなり人気が高まっています。

 

家庭でも手軽にできる甘酒の作り方

酒粕から作る甘酒も、米麹から作る甘酒も、どちらも家庭で簡単に作ることができます。

腸活だけでなく健康のためにも、ぜひ自分の好みの味に近い甘酒づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

酒粕から作る甘酒の作り方

材料(3~4杯分)・・・酒粕100g、砂糖約50g(お好みで加減)、塩少々、水500㏄

<作り方>

  1. 酒粕はあらかじめ2時間ほど水に浸して柔らかくしておきます。
  2. 柔らかくなった酒粕と水を火にかけ、沸騰しない程度の温度で酒粕を溶かします(この時、アルコールを飛ばしたい場合は沸騰させます)。
  3. 酒粕が完全に溶けたら砂糖を加えます(砂糖の量をお好みで加減します)。
  4. 最後に塩を加えて味を整えたら出来上がりです。

 

米麹から作る甘酒の作り方

材料(炊いたご飯1合分)・・・炊いたご飯320g(約1合)、米麹200g、水400~500cc

<作り方>

  • 米麹は前もって塊のないように、一粒ずつバラバラになるようにほぐしておきます(軽くミキサーにかけてもOK)。
  • 炊いたご飯に水を入れ、温度を60度以下にします(60度以上の場合には、しばらく放置して温度を下げます)。
  • 温度が60度以下になったらほぐしておいた米麹を入れ、よくかきまぜます。
  • 米と米麹がしっかりと混ざったものを、55~60度の温度で約6時間保温したら出来上がりです(炊飯器での保温が簡単でおすすめ)。

 

甘酒で腸活する方法

ここからは甘酒を使った腸活法をご紹介します。

手軽で美味しい甘酒の腸活はとても簡単に効果を実感できるのでおすすめです。

腸活におすすめの飲み方は?

栄養価が高く吸収にも優れているため朝飲むもよし、糖の代謝を高め集中力をアップできるため昼飲むもよし、疲労回復と体温アップをして代謝を高める為による飲むもよし、それが甘酒です。

いつ飲んでもしっかりと腸に良い効果を発揮してくれますので、自分が好きな時間帯で継続がしやすいタイミングで飲んでみましょう。

一日に飲む量は?

一日に200ml、コップ一杯分がおすすめです。

非常に栄養豊富で体にも腸活にも効果的ですが、砂糖をたくさん使っているためカロリーの面も注意すべきだからです。

その他のポイントは

下記のポイントをおさえて、より効果的に腸活をしてみましょう。

  1. 甘酒のほかにも水分をたくさんとり(一日1.5リットル以上を目標)食物繊維の効果を最大限に引き出す。
  2. ノンアルコールと書いてあってもアルコールが少量入っていることもあるので、朝と昼に飲む場合や妊娠、授乳中などは米麹のものを選ぶ。
  3. 継続して乳酸菌や食物繊維を摂取できるように、毎日続ける。
  4. 美味しくてつい飲み過ぎてしまう事も多いため、摂取量には注意する(栄養素の吸収が早いため血糖値の急激な上昇を招いたり、肥満につながってしまう)。

 

おすすめアレンジレシピ

甘酒を使った料理でも腸活ができます。

甘酒で料理のコクや深みなども増し、より美味しく腸活できるでしょう。

甘酒鍋

材料(2人分)・・・お好みの野菜(ねぎ、白菜、春菊、ニンジンなど)400g程度、鶏団子200g、甘酒300cc、ポン酢やしょう油、お好みでシメのごはんやうどん、らーめんなど

<作り方>

  1. 野菜は食べやすい大きさにカットしておきます。
  2. 野菜と鶏団子を鍋に入れ、水をひたひたになるくらいまで注ぎます。
  3. 火にかけて沸騰してきたら灰汁を取ります。
  4. 鍋の具材に火が通ったら、甘酒を加えて軽く煮込んでいきます。
  5. ひと煮立ちしたら、ポン酢やしょう油、ゴマダレなどをつけて食べます。
  6. 鍋を食べ終わった後、ご飯などを入れておじやにしたり、ラーメンやうどんを入れて食べることで、スープに溶け込んだ水溶性食物繊維、野菜の成分を残りの甘酒とともに余すことなく食べきることができます。

 

大根と手羽先の煮物

材料(2人分)・・・大根1/2本、鳥の手羽先200g、サラダ油大さじ1、甘酒、しょう油、酒、みりん

<作り方>

  1. 大根は厚さ1㎝ほどの輪切りにしておきます。
  2. 鶏の手羽先をサラダ油で炒め、表面にうっすらと焦げ目がついたら一旦取りだします。
  3. 鍋に取りの手羽先、大根、しょう油、酒、みりん、甘酒を入れて15分ほど煮込みます。
  4. 時々灰汁を取りながら、大根が透明になってきたら蓋をしてさらに10分ほど煮込みます。
  5. 大根に味がしみたら完成です。

 

甘酒ヨーグルト

材料(1人分)・・・甘酒100cc、ヨーグルト食べるタイプ1パックまたはドリンクタイプ1本

<作り方>

  1. 甘酒とヨーグルトを混ぜる。
  2. 飲むタイプならそのまま手軽に飲むだけです。
  3. 食べるタイプならそのまま食べるだけでなく、シリアルやグラノーラにかけたり、チーズケーキやクッキーの材料として利用もできます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

甘酒はさまざまな腸活成分が入っていて、多角的に腸活をしていける素材です。

自分で手作りすれば添加物などの心配もなく、できたて新鮮な腸活成分を摂取することもできます。

最近では缶入りやペットボトル入りのものが手軽に購入できますし、自分で作る手作りセットなどの販売もされています。

飲むだけという手軽な方法から料理へのアレンジまで、日常生活に無理なく取り入れやすいので、ぜひ甘酒の魅力を腸活に活かしてみてはいかがでしょうか。

 

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