まつげパーマやマツエクをすることで、毎日の朝のメイクをラクにし、アイメイクに気合いを入れなくても見映えする目もとが手に入ります。
今回は、どちらを選べばいいか迷っている人のために、メリット・デメリットを踏まえながら両者を比較してみました!
この記事の目次
まつげパーマについて知ろう!
まずは、まつげパーマの種類や施術の手順、そのメリットやデメリットについて見てみましょう。
まつげパーマとは?その種類は?
まつげパーマには、従来のものと次世代型のものとがありますが、どちらにも言えるのは自まつげを使うということです。
従来のものは、毛先だけをカールさせるため、くりんとしたまつげのかわいらしい目もとに仕上がります。
一方、次世代型のものは、「パリジェンヌラッシュリフト」と呼ばれ、まつげの根元からほぼ垂直にまつげを持ち上げるため、まつげをより長く見せることができるようになりました。
また、次世代型はもちがややよくなっています。
まつげパーマはどうやって施術するの?
従来のまつげパーマは、毛先だけをロットに巻き付け、パーマ液をしみこませ、何分か時間を置いて仕上げていきます。
次世代型のまつげパーマは、化粧品登録されている、目もとにより優しいセッティング剤と特殊な技術を用い、まつげの根元から立ち上げていきます。
まつげパーマのメリットとは?
- くるんとしたカールやきれいに立ち上がったまつげが長持ちする。
- 接着剤不使用のため、オイルクレンジングの使用が可能。ただし、従来型のものはカールが崩れやすいため、専用クレンジングがおすすめ。
- ビューラーを使わなくて済むため、切れ毛や抜け毛など、まつげに負担をかけずに時短メイクが叶う。
- 自まつげに施術をするため、まつげのケアがしやすい。
まつげパーマのデメリットとは?
- 自まつげに直接パーマ液をかけるため、まつげに負担がかかる。
- マツエクほどのボリュームや長さは期待できない。
- 自まつげへのダメージを考え、次の施術まで一カ月半以上の期間をあけないとならない。
マツエクについて知ろう
まつげパーマについて分かったら、続いてマツエクの種類や施術の手順、そのメリットやデメリットについても紹介していきます。
マツエクとは?その種類は?
マツエクとは、「まつげエクステ」の略で、自まつげ1本に人口まつげを一本ずつ装着させることで、まつげの分量を増やしていくものです。
これにより、まつげにボリュームを持たせたり、長くみせたりすることができます。長さは3〜20mmまで選べます。
また、つけまつげと混同されやすいですが、つけまつげは既製のまつげを目のキワに接着するものです。
マツエクの施術の仕方
毛質やカールのカーブ具合など、どんな人口まつげがいいかを選び、カウンセリングが終了したら、上下まぶたにテープを貼り、目もとを保護します。
続いてまつげについた余分な油分などを取り除くため、綿棒を使ってまつげをきれいにしていきます。
その後、専用の接着剤「グルー」を使い、自まつげ一本一本に人口まつげを接着していきます。
本数によっても異なりますが、施術時間は平均1時間ほどかかり、その間ずっと目は閉じたままでいる必要があります。
マツエクのメリットとは?
- 装着部分は目立たず、ナチュラルな仕上がりでまつげが長く見える。
- 自まつげに接着されているから、すっぴんでも目ぢからが際立つ
- ビューラーを使わずに済むため、メイクの時短が叶う。
- 人口まつげ(カール、太さ、毛質など)を自在に選べ、理想のまつげが手に入る。
- 下まつげに施術すればより印象的な目もとが実現。
マツエクのデメリットとは?
- マツエク向けのクレンジング選びが必須。
- ウォータープルーフマスカラは使えない
- 施術後3日以内は大量の汗はかけない。水泳などもNG。
- まぶたのたるみの原因になることも。
- まつげに重みをかけるため、グルーの質によっては抜け毛を招くことも。
- 人によっては接着剤にアレルギー反応が出るため、事前のパッチテストが必要。
比較表
ここで、まつげパーマとマツエクについて、種類、値段、施術時間などをじっくり比較してみます。
まつげパーマ | マツエク | |
種類 | 従来のカールタイプのものとパリジェンヌラッシュリフト | 毛質は主に3種類(セーブル、ミンク、シルク)、カールは主に5種類 |
施術の所要時間 | 60分〜85分 | 最大120分 |
値段の相場 | 地域差があるが、3,000円〜10,000円程度。次世代型は高め。 | 地域差があるが、平均5000円程度。グルーの質がいいと高くなる傾向。 |
もち | 4〜6週間。パリジェンヌラッシュリフトの方がもちがいい。 | 2〜4週間 |
クレンジングの仕方 | オイルクレンジングOK | オイルクレンジングNG |
お手入れの仕方 | まつげパーマのダメージによる抜け毛・切れ毛を防ぐために、トリートメント効果のあるまつげ美容液によるケアを。自まつげに直接パーマをかけるため、その成長を促すためにもおすすめ。 | 接着面を保護するコーティング剤を根元のグルーにつけるともちが良くなる。まつげ美容液はまつげの成長を促進するため、根元がのびることでマツエクのもちが悪くなる場合も。トリートメント重視のまつげ美容液がおすすめ。 |
まつげパーマやマツエクでかかる目もとへの負担とその対処方とは?
まつげパーマやマツエクをすることで生じると言われている目もとへのダメージ。対処法とともに見てみましょう。
まつげパーマによる負担はまつげの乾燥
まつげパーマは施術の過程でパーマ液を浸透させるため、髪の毛へのパーマと同様、まつげへのダメージは避けられません。
そのため、まつげはパサパサと乾燥しやすくなり、抜け毛や切れ毛の原因になってしまいます。
そこで、まつげに潤いを与えるため、トリートメント効果のあるまつげ美容液で日ごろから保湿することが大切です。
マツエクによるまぶたへの負荷
マツエクをすると上まぶたに重さがかかってしまうため、まぶたのたるみを加速させることもあります。
また、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」といって、上まぶたの縁が黒目の上方が隠れる高さより下がってしまうことで、上方の視野が狭くなってしまう症状が現れやすくなってしまうことも。
マツエクをするなら、目まわりの筋肉を日ごろから鍛え、たるみ防止の対策をとることが大事です。
まつげパーマとマツエク、それぞれどんな人におすすめ?
最後に、まつげパーマ、マツエク、それぞれどんな人がすると期待どおりの効果が得られるのかについて見てみましょう。
まつげパーマがおすすめのタイプは?
まつげの量がもともと多かったり、長めの人には、手間もかからず費用も抑えめなまつげパーマで十分でしょう。
また、下向きまつげや逆さまつげで悩んでいる人には、次世代型のパリジェンヌラッシュリフトをすることでまつげが根元から立ち上がり、悩みが解消できます。
マツエクがおすすめのタイプは?
まつげの量や長さに悩みがある人で、ふさふさまつげに憧れている人には、マツエクがぴったり。
また、まつげのカタチにこだわりがある人にも、好みの人口まつげから選べるため、満足のいく結果が得られるでしょう。
ただ、まつげパーマに比べると目もとの手入れやメンテが必要になってくるため、金銭的に余裕がないと続けるのが難しいでしょう。
まとめ
今回は、まつげパーマとマツエク、どちらにすれば理想的なまつげが手に入るのか迷っている人に、その特徴の違いについてご紹介しました。
それぞれのメリット、デメリットを踏まえ、自分に合った方を選んでみてください。