動物愛護団体シェルターを比較!おすすめポイントを解説

行き場を失い、新しい家族を待っている保護犬が全国にたくさんいます。そのワンちゃんと新しい家族を繋いでくれるのが動物愛護団体です。

これから犬を家族に迎えたいと検討しているなら、動物愛護団体のシェルターで待っている保護犬の里親になることも選択肢の一つに加えてみませんか?

今回の記事では、東京や大阪の郊外に広大なドッグランを完備しているリコンディショニングセンターや長年、保健所に収容された犬猫の保護活動を行っている保護団体のシェルターなどをピックアップし、それぞれの特徴や活動内容をご紹介します。

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動物愛護団体シェルターを比較!それぞれの特徴をご紹介

動物愛護団体 LYSTA


おすすめポイント

  • 定期的に保護犬・猫とのお見合い会を開催している
  • 保健所に収容された犬猫の保護を行っている
  • 殺処分を減らすために、犬猫の不妊去勢手術の重要性を理解してもらうための活動も行っている

2011年9月11日に発足したNPO法人 LYSTAは、犬や猫を多数保護するシェルターを運営しています。福島県内外からのボランティアやスタッフ、LYSTAの活動を応援している全国の皆さんの支援物資や支援金に支えられ、約150頭の犬猫を保護しています。

2022年の現在では「保護シェルター」と「里親募集型保護猫ふれあいサロンOhana」に分かれ活動中。

ふれあいサロンOhanaの1Fでは、毎月第4木曜日に所有者のいない猫の避妊・去勢手術や、捕獲機の無料貸出を行っています。

また、定期的に里親お見合い会などのイベントも開催しているので、里親会に参加希望の場合は、公式ブログでチェックしてください。

また、YouTubeでほぼ毎日、保護犬猫の動画を配信しています。動画をチェックするだけで保護犬・猫の支援になりますよ。

公式サイト:http://lysta.org/

anifare リコンディショニングセンター

おすすめポイント

  • 管理獣医師の指導のもとで、スタッフが保護犬の健康管理を行っている
  • すべての保護犬飼育者に動物病院をマッチングしてくれる
  • 保護犬飼育に必要な情報プラットフォームを構築している

anifareが運営する「東京リコンディショニングセンター」は、2020年10月30日に東京都八王子市にオープンしました。

保護犬保護猫を家族として迎える仕組みを日本各地に広めていくために作られた保護施設です。

広々とした野外ドッグランを完備しているため、のびのびと走り回って遊ぶことが可能です。また、ドッグバスも設置しているため、いつでも清潔な状態をキープできます。

InstagramやYoutubeなど、SNSで情報発信を行っているほか、ネットの情報だけでは不安という里親希望者に向けて、定期的な譲渡会も開催中。

管理獣医師と連携し、より高いレベルで保護犬のリコンディショニングに取り組んでおり、シェルターでの最大受け入れ頭数は70頭です。

シェルターでは、保護犬の受け入れ時に健康診断を行っているため、健康管理も万全です。

新しい家族にお迎えしていただくまでの間、管理獣医師の指導の元、ドッグトレーナーの資格を持つスタッフにより保護犬・猫の健康管理が行われます。

わんちゃんたちがストレスを感じてしまわないように、スタッフが愛情をもってお世話し、一時的な飼育施設ではなく、その子のコンディションに向き合い、できるだけの手当てを行うのがanifare シェルターの特徴です。

シェルター内には、検査機器や手術設備はないため、治療・処置は可能な範囲とし、保護犬や猫の正確な健康状態について、サポート動物病院と里親希望者にお伝えすることを目的として運営されています。

anifare シェルターで行うことができる処置

ワクチン接種・マイクロチップ装着・フィラリア検査・歯周病検査・耳ダニ駆除・内部寄生虫駆除など。

公式サイト:https://anifare.jp/

NPO法人 アニマル レフュージ関西(ARK アーク)

おすすめポイント

  • 19990年に設立、30年以上の実績を誇る
  • 関西だけでなく東京でも里親会を月に2~3回開催している
  • 里親の見つからない犬も終生支援できる仕組みを構築している

イギリスから英語教師として来日していたエリザベス・オリバーによって1990年に設立されたARK(アーク)。

設立当初は、資金などの援助がほとんどなく、フードなどの援助のみによって支えられてきました。

しかし、1995年の阪神淡路大震災の際に、被災地から来た600頭を超える動物に対応したことが分岐点となり、現在の活動に繋がっています。

大阪の能勢町に拠点を置き「篠山アーク」と名付けられたシェルター(保護施設)を開設しています。

自然豊かな広大な敷地にドッグランを完備した犬舎があり、それぞれ100頭を超える犬や猫を保護しています。

新しい家族を待っている子は、野犬出身の子も多いそうですが、人懐っこいとのこと。

ARK(アーク)では、イギリスの保護団体「Dogs Trust」と連携し、問題行動を持つ保護犬に対してのトレーニングやシェルター内でのストレスの軽減、環境改善などにも積極的に取り組んでいます。

2022年1月現在では、関西のみならず東京にも事務所を開設し、里親探しだけでなくイベントや啓発活動なども精力的に行っています。

ARK(アーク)の活動の柱

  1. 様々な理由で保護した犬や猫の心のケア、社会トレーニング、里親探し
  2. 不妊去勢手術の推奨
  3. 日本の動物福祉水準の向上のための啓発活動、子供たちへの教育と行政への働きかけ
  4. 国際基準の動物福祉センター(篠山ARK)の建設

公式サイト:https://www.arkbark.net/

犬と猫のためのためのライフボート

おすすめポイント

  • 保健所などの行政機関で殺処分の可能性のあった犬を保護し、里親を探す活動を行っている
  • 施設の犬・猫のための医療や保護犬・猫専門の外来診療を提供している
  • 譲渡が困難な犬・猫を終生飼育し、殺処分から救う活動を行っている

「犬と猫のためのライフボート」のアニマルシェルター部門では、里親を募集する子犬や子猫の保護飼育とともに、里親探しに不敵な保護犬・保護猫を終生保護収容し、殺処分を避ける活動を行っています。

年間1000頭以上の保護犬と保護猫を保健所から保護し、新しい飼い主さんへ譲渡しているNPOです。年間の譲渡実績が500頭近く!

千葉県柏市内の施設には、付属動物病院を持ち、施設の犬猫のための医療だけでなく、保護犬・保護猫専門の外来診療も提供しています。

これから保護犬の里親になりたいと考えている方は、PCもしくはスマホの公式サイトをチェックしてみてください。

新しい家族を待っている子たちの写真がアップされています。写真を掲載している子のみ、面会可能です。

保護犬の犬種や体格について

  • ライフボートに保護されている子のほとんどが雑種のため、大人になると中型犬サイズになります。体重15〜25kgが目安です。
  • 純血種の子犬や小型犬はいません
  • 紹介ページに掲載されている体高・体長はあくまでも目安として参考にしてください。

公式サイト:https://www.lifeboat.or.jp/

NPO法人SPA


おすすめポイント

  • 東京都動物愛護相談センターの対象団体として新たな家族を探す活動を行っている
  • 譲渡後も飼育に関する相談などサポート体制が整っている
  • 動物病院・ペットサロン・ペット霊園、動物に関するあらゆる施設と連携している

トレーナー・獣医師・トリマーなどの専門家の手厚いサポートを受けられる「SPA」は、

2019年に設立された動物保護シェルターを有する保護団体です。

海外では、ペットを飼う=保護犬、保護猫を家族に迎えるという文化が築き上げられている都市もありますが、SPAでは新しい家族を探すお手伝いのほかに、保護犬、保護猫文化を作る活動も精力的に行っています。

その一つが、野犬や野良猫として動物愛護センターや保健所に収容された犬猫を地方で活動を行う保護団体と連携しながらの東京での里親探し活動。

SPAオリジナルの里親探しアプリを活用することで、遠方にお住いの里親希望の方にも、新しい家族との出会いを提供できるようになりました。

また、やむを得ない事情で大切な家族との生活が困難になった場合の犬や猫の里親探しのツールとして、飼い主様が自宅にいながら里親探しをできる仕組みも構築されているところがポイントです。

ペットを飼うこと自体が初めてという方にとっては、保護犬を家族に迎えるということは不安になることが多いと思います。

SPAには、動物と一緒に暮らすうえで必要となる専門のスタッフが在籍しているため、新しい家族へ譲渡された後も、生涯幸せに暮らしていけるように、食事や散歩のトレーニングをしっかり行っています。

「新しい家族を迎えたいけど、保護犬の里親になるのは不安」と悩んでいるなら、まずはSPAのサイトをチェックしてみてください。

公式サイト:https://s-p-a.jp/

NPO法人SORAアニマルシェルター

おすすめポイント

  • 毎月第3日曜日に里親説明会を開催している
  • 保護犬の譲渡後も飼育・しつけに関するサポート体制が整っている
  • 東日本大震災で行き場を失った動物たちの保護活動を行っている

「日本一、世界一楽しいシェルター」を目指している「SORA」アニマルシェルターは、東日本大震災などで行き場を失ってしまった動物の保護活動からスタートした保護団体です。

2022年1月現在、SORAで暮らしているワンちゃんは全部で13頭。やむを得ない事情で家族と離れ離れになった子や保護された子たちです。

PCやスマホの公式サイトに掲載されている写真をクリックすると、新しい家族を待っている子たちの詳しい情報が表示されます。

毎月第3日曜に開催している里親説明会の他に、チャリティーイベントなども開催されていますよ。

気になる子を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。

公式サイト:https://sora.ne.jp/

 動物愛護団体のシェルターの活動内容

動物保護愛護団体の主な活動内容は以下です。

  • 保健所から保護犬・猫の引き取り
  • 保護犬・猫の健康管理(避妊・去勢手術・投薬ケアなど)
  • 家庭で飼育するための訓練
  • 食事や散歩などの世話
  • 動物を飼育する溜めの施設内の清掃
  • 里親希望者からの問い合わせの対応
  • 譲渡会の運営
  • 施設運営のための事務仕事、行政機関との書類のやり取りやり取り

動物愛護団体なら無料で引き取れるといった勘違いから、ネット上では「意外とお金がかかった」というような悪評がありますが、上記のような活動には多くの人員とコストがかかるということを事前に理解しておかなければなりません。

動物愛護団体のシェルターから引き取るまでの流れ

動物愛護団体から引き取って里親になるまでの流れは、大まかに以下の通りです。※団体によって異なります。

STEP1:里親募集案内を確認

STEP2:事前連絡が取れたら譲渡開催日に会場へ足を運び、受付にて調査票に記入する

STEP3:講習を受ける(講習は予約制となっていることが多いため、事前の確認電話の際に講習の予約をしておく)

STEP4:マッチング(保護犬と対面して、引き取りたい子を見つけ、譲渡希望の申し込みをする)

STEP5:譲渡決定(希望者が重ならなければ譲渡が仮決定する)

まとめ

保護犬を家族の一員に迎える際の方法の1つが動物愛護団体のシェルターの譲渡会を利用すること。

保健所などに収容されている犬や猫には、引き取り手が見つからなければ殺処分という悲しい現実が待ち受けています。

保護犬はおもちゃではなく、これから一緒に暮らす大切な家族。そのため、大切な命を守るために、保護犬の引き取りには厳しい条件が設けられています。

ただし、この条件は家族の一員に迎えるために、必要不可欠なものです。

里親になりたいと考えている際は、覚悟を持って、引き取る準備をしましょう。

きっと、譲渡会では素敵な出会いがあるはずです。

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