可愛いわんちゃんとの良好な関係性を築き、家族として幸せな生活を続けるためには、しつけをしっかりとすることが大切です。
犬のしつけは何種類もありますが、その中でも最低限教えておくべきしつけがあります。
今回はしつけの種類と、犬を飼うのであればはじめに教えておきたいしつけについてご紹介します。
株式会社fosterより販売されているおやつ型サプリのわんかーむ。発売半年で累計出荷数4万枚を突破するなど、愛犬家に大人気のおやつサプリです。獣医師とドッグトレーナーが監修しており、天然ハーブ由来のリラックス成分バレリアンを配合。わんちゃんの心と体の健康を一番に考えて作られています。また全て国内工場で手作りしており、着色料、保存料、グルテン、4Dミート、酸化防止剤、石油由来成分を使用しない無添加仕上げにより安心して与えられるのも人気なポイント。気になった方はぜひチェックしてみてください!
わんかーむ|おやつ型しつけサプリ
この記事の目次
犬のしつけってどのくらい種類があるの?
犬のしつけは、訓練やショーなどに利用する細かいものも含めると50種類以上あります。
その中でも基本的かつぜひ教えておきたい最低限のしつけは7種類。
わんちゃんの安全な飼育、信頼を築くためにもぜひ教えておきたいものばかりです。
後からあれもこれもダメと制限をしていくよりも、生活を共にするスタート時点からしっかりルールを決めておく方が、わんちゃんにとっても飼い主にとっても快適だといえます。
そのための基本的なしつけをご紹介しますので、ぜひマスターできるように挑戦してみましょう。
基本的なしつけは?ぜひ教えておきたい最低限のしつけ
基本的なしつけは、愛犬が家族の一員として暮らしていく上で、安全かつ幸せに過ごすためのものです。
一緒に生活を始めた時からしっかりとしつけておけば、さまざまな危険やトラブルを回避できるでしょう。
今回ご紹介するしつけは、どれも簡単に教えることができますので、お互いにパートナーとして快適に暮らしていけるようにぜひチャレンジしてみてください。
アイコンタクト
飼い主に名前を呼ばれたら、わんちゃんが必ず飼い主に注目するようにさせるしつけです。
飼い主が出そうとしている指示に集中できるようになり、信頼関係の構築にも大きく役立ちます。
まずはアイコンタクトができ飼い主の言いたい事を聞こうとする姿勢は、その後のしつけをしていくためにも必要です。
アイコンタクトの教え方
- 愛犬が近くにいて、人間の方を向いていない落ち着いたときに名前を呼びます。
- 目が合ったらすぐに短く誉めてあげましょう。一度名前を呼ばれただけで目が合ったときに、おやつやフードのご褒美をあげるようにします。※一度でアイコンタクトが成功しなかった場合に、何度も繰り返して名前を呼ぶのはNGです。
- なるべく落ち着いた状態の時に、アイコンタクトの成功体験をコツコツと積むようにしましょう
すわれ・おすわり
飼い主のそばで、指示通り座って落ち着いた状態で待てることは大切です。
興奮しすぎたり、注意力、集中力を奪われるような環境下でも、おすわりの指示ですぐに落ち着くことができれば、セルフコントロールも楽になりしつけやすくなるでしょう。
おすわりは犬の習性を利用して教えることができるので、とても入りやすいしつけとも言えます。
すわれ、おすわりの教え方
- わんちゃんが見上げる高さでおやつを手に持ちます。
- その状態で、「おすわり」と言いながら、わんちゃんがどんどん後ろに下がるように、ゆっくりと犬の後方に持っていきます。
- 自然に腰を下ろし、おすわりの状態になったところで誉めておやつをあげましょう。
まて
食事前、飼い主と離れる時などに、取り乱さず言いつけを守れるわんちゃんにするためのしつけです。
どんなに食べたくても我慢できるようになれば、拾い食いや危険なものを口に入れるリスクを回避できます。
散歩で他の犬に会ったり、店の外で待っていてもらう時、飼い主が見えなくなったり相手の犬が興奮状態にあっても冷静に自分の感情をコントロールできるようになります。
おすわりができれば、まても比較的簡単にできるようになります。
まての教え方
- わんちゃんの横に立ち、おすわりの状態をキープします。
- 飼い主が正面に来て、手の平をわんちゃんの顔の前に置き、「まて」と言って動きを止めてみましょう。
- わんちゃんが動こうとしたら、再び「まて」をかけて一時的にでも動きを静止させます。
- ちょっとでも待つことができたら誉めるを繰り返し、次第に待てる時間を延ばしていきましょう。
トイレ
室内飼いは、特にトイレのしつけは幼いころから教えたいものです。
排泄場所をきちんと決めておけば、留守番中に部屋がおしっこだらけになったり、ドッグカフェで粗相をしてお店に迷惑をかけることもありません。
またトイレがリラックスできる場所になる事は、愛犬にとってもストレスフリーな生活を送ることができます。
トイレの教え方
- 生後2~3か月くらいの子犬であれば、おしっこやうんちがしたくてソワソワし始めたら、毎回トイレに連れて行ってトイレの場所を教えてあげましょう。
- ペットシーツをある程度広範囲に敷き、ペットシーツの上でトイレをするようになったら、徐々にシーツの面積を狭くしていくという方法もあります。
ハウス
自分にとっての安全地帯があるのは、わんちゃんにとってかなり安心した生活を送ることにつながります。
またクレートやケージの中に素直に入ってくれて、静かに待つことができれば、留守番、災害時などにも安全です。
就寝時や留守番なども安心ですし、万が一の時にも一緒に避難することができます。
わんちゃんの精神の安定にも、ハウスという安全地帯はぜひ教えておきたいものです。
ハウスの教え方
- ハウスへの警戒心を解くために、まずはハウスの中におもちゃや大好きなシーツ、毛布などを入れてあげましょう。
- 自分でハウスに入りハウスの中は安心できる場所だと覚えてもらうためには、ハウス内にエサを数粒バラまいておき、自らハウスに入って食べるようにしてみましょう。
- ハウス内のエサを安心して食べるようになったら、飼い主が「ハウス」と言いながら中にエサをばらまく様子を見せ、入って食べようとするときに「ハウス」と言います。
- 自分から躊躇なく入って食べられたら、わんちゃんが方向転換して出ようとするときに、もう一度中にエサを投げ入れて「ハウス」と言います。
- ハウスに入っていたほうが良いことがあるとわかり、ハウス内でエサを待つようになるまで続けてみましょう。
こい・おいで
どんなに楽しく遊んでいても、呼ばれたらすぐに戻ってくるようにしておくのも重要です。
散歩中や外出中にリードが外れてしまって迷子になったり、ドッグランで他の犬と遊んでいてなかなか戻らず帰れないという事態を防げます。
また何かに驚いたり興奮したりして突然走り出す、興味のあるものを追いかけてしまうというリスクも避けることができるでしょう。
呼ばれたらすぐ戻れるしつけをしておけば、愛犬を危険から守ることができるのです。
こい、おいでの教え方
- 飼い主の近くで「おすわり」で落ち着かせ、そして「まて」をかけてから数歩犬離れてみます。
- 「こい」や「おいで」の指示を出して近寄ってきたら、思い切り誉めたり、おやつを与えましょう。
- 徐々に距離を伸ばしながら反復練習を繰り替えしていけば、「こい、おいで」の指示だけで飼い主のもとに喜んで来るようになります。
体のケア
体のどこを触られても嫌がらないようにすることで、わんちゃんの健康を維持することができます。
歯ブラシや耳掃除はもちろん、体のケアを飼い主が自由にできるようにしておきましょう。
ブラッシングやシャンプー、ボディチェックは健康に欠かせませんし、歯ブラシをしたり歯垢を落としたりするのは健康寿命を延ばすためにも必須です。
体のケアがストレスにならないよう、警戒心が薄い小さい頃から、どこをどうされても安心して飼い主に身を任せておけるよう、スキンシップを取りながら工夫してみましょう。
体のケアのしつけ方
毎日触れ合いながら、下記の5つのことを何気なく行うようにします。毎日コツコツと少しずつ行うことが大切です。
- 口をつかむ
- 唇をめくる
- 耳をめくったり耳の内側を触る
- 足をつかむ
- 仰向けにしてお腹を触る
まとめ
愛犬のしつけは、飼い主がワンちゃんを幸せにするために必要なことです。
しつけをするのは飼い主の責任ともいえ、しつける事でさらにわんちゃんに対する愛情や理解も深まります。
互いの絆を深めるためにも、まずは基本的なしつけからぜひ挑戦してみてください。